年表

提供: 学習院輔仁会音楽部DB
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明治

 二十五日には慶応義塾の五十年紀念の音楽界之有候会は主として同塾の音楽部たるワグネル、ソサエティの諸氏によりて成立しこは管絃楽を組織せるものに候中々にて特に鈴木太皷村氏は其妙腕を振はれ候は当日の異彩なりしと申す事に候、
(『十字屋楽器部『音楽世界』1907-6)
  • 1908年明治41年
    • 4月20日(火) - 帝大ガーデンデルゾンネ音楽会
    • 4月27日(火) - 第二高女音楽研究会音楽会
    • 5月3日(土) - 早稲田大学音楽会
    • 5月18日(日) - 慶應義塾マンドリン倶楽部
    • 5月24日(土) - ワグネルソサエテー演奏会
    • 5月28日(水) - 神田高等女学校基金寄附音楽会
    • 5月31日(土) - 青山学院文学部音楽部演奏会
    • 6月1日(日) - 東京音楽学校春季演奏会
    • 6月7日(土) - 東京音楽学校学友会演奏会
    • 6月8日(日) - 東京音楽学校学友会演奏会
    • 6月14日(土) - 明治学院第五回音楽会
    • 6月22日(日) - 慶應義塾音楽部主催音楽会
    • 7月5日(土) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会
    • 7月12日(土) - 早稲田大学音楽会
    • 10月26日(日) - 小松、梁田、弘田 作品発表会
    • 10月30日(木) - 音楽奨励会29回演奏会
    • 10月30日(木) - ワグネルソサエテー春季演奏会
    • 11月12日(水) - 東京音楽学校学友会演奏会
    • 11月15日(土) - 頌栄女学校同窓会音楽会
    • 11月15日(土) - 早稲田大学音楽会13回演奏会
    • 11月22日(土) - 音楽奨励会 主催柳婦人 独唱会
    • 11月28日(金) - エスペラント普及会音楽会
    • 11月29日(土) - 罎ノラ演奏会
    • 12月6日(土) - 帝大青年会音楽部演奏会
    • 12月6日(土) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会
    • 12月21日(日) - 音楽奨励会42回演奏会
      • 参考文献 『音楽年鑑 大正9年版』
  • 1909年明治42年
    • 2月11日(水) - 東京音楽学校学友会土曜演奏会
    • 2月11日(水) - 女子英学塾主催音楽会
    • 2月15日(日) - 学生音楽会第1回音楽会
    • 3月5日(金) - 東洋英和女学校音楽会
    • 3月7日(日) - 帝大学生青年会音楽部演奏会
    • 3月14日(日) - 女子音楽学校卒業演奏会
    • 3月20日(土) - 統一教会主催音楽会
    • 3月21日(日) - 東洋音楽学校卒業演奏会
    • 3月25日(木) - 東京音楽学校卒業演奏会
    • 3月28日(日) - 山脇高等女学校主催音楽会
  • 『音楽年鑑 大正9年版』に記載の音楽団体(抜粋)
    • 帝大基督教青年会音楽部 本郷区追分青年会舘内
    • ワグネルソサエテイ 芝 慶應義塾大学
    • 鴎友会 浅草 第一高等女学校
    • 一高音楽部 本郷 第一高等学校
    • 一橋音楽会 神田 商科大学
    • 早稲田音楽会 牛込 早稲田大学
    • 東京オーケストラ団 神田裏猿楽町東洋音楽学校内
    • 蔵前学友会音楽部 浅草 高等工業学校
    • 大塚音楽会 小石川高等師範学校
    • 豊島音楽部 池袋豊島師範学校
      • 参考文献 『音楽年鑑 大正9年版』
  • 1910年明治43年
    • 2月 - 第一高等学校楽友会の再開
 本会の古い歴史を尋ねれば誌すべき事は多くありますけれど、現在の本会に関係の尠ない事であると思ふから、紙数に限りある今は書きません。現在の本会は、今より三年前即ち明治四十三年二月、今の東京帝国大学生、赤井君、堀内君、上田君、朝永君、加藤君等が協力して組織して、森巻吉先生を会長に戴いて中島六郎氏に指導を依嘱して、久しく中絶してゐた一高樂友會の名簿を継ぎ、引き続き今日に至つたものであります。
第一高等學校寄宿寮編『陵誌』1913.6,pp.550-551

大正

昭和

 新興私学の精進振と腕のさへを見せる心算での勉強と見へて予期以上の出来栄であつた。但し或シンパスイーとハンデキヤツプは勿論勘定に入れてだ。仲々滑稽な演奏もある。
(岡田日栄堂『楽星』1928-03,p.47)
    • 2月3日(金) - 和泉千代子 ピアノ独奏会 報知講堂
    • 2月4日(土) - 北村歌劇協会 第1回定期公演 三越ホール
    • 2月4日(土) - 二村定一 独唱会 国民講堂
    • 2月5日(日) - 北村歌劇協会 第2回定期公演 三越ホール
    • 2月5日(日) - 内田元 新音楽団演奏会
    • 2月5日(日) - 東京医専野球部 映画と音楽の夕 日本青年館
    • 2月8日(水) - バウルコワリヨフ ピアノ独奏会 日本青年館
    • 2月11日(土) - 吉田敏夫 第2回提琴独奏会 報知講堂
    • 2月11日(土) - 山脇高女同窓会 音楽と舞踊の会 日本青年館
    • 2月18日(土) - バストラルクワルデツト 第1回ハーモニカ演奈会 国民講堂
    • 2月18日(土) - 綿貫靜子 童謡独唱会 国民講堂
    • 2月18日(土) - 東京音楽学校学友会 第48回土曜演奏会 同校講堂
    • 2月19日(日) - 国民交響管絃楽団 第1回演奏会 日本青年館
    • 2月20日(月) - ネトケレーヴェ 独唱会 日本青年館
    • 2月25日(土) - 撫子会 女流大音楽会 日本青年館
    • 2月25日(土) - 植村政子 第1回独唱会 日本青年館
ポツパ独奏会 牛山充
 エルマンやハイフエツが神童として非常なセンセイシヨンを起した当時を追想させるに足るものはトーリヤ…・ポツパ少年の独奏会である。モーツアルトの奏鳴曲でニコルスキーと鮮やかな合奏の手なみを示した後、メンデルスゾーンの競奏曲に進むや驚く可き曲想のは握と指盤の支配とを示した。(後略)
 ニコルスキーの伴奏がまた立派なもので、能く独奏を引立て、適当な配景を与へた。(朝日)
(岡田日栄堂『楽星』4(5),1928-05,p.62)
補足:演奏会の日付が記載されておらず、どの演奏会の講評であるかは不明である
    • 4月17日(火) - ポパ独奏会
    • 4月20日(金) - 三潴牧子 独唱会
    • 4月20日(金) - 東京交響楽団 第1回演奏会
    • 4月22日(日) - 新交響楽団 第28回演奏会
    • 4月24日(火) - 国民交響楽団 第2回演奏会
    • 4月25日(水) - ドビュシィ10年祭紀念音楽会
    • 4月29日(日) - 鯨井孝 独唱会
    • 4月29日(日) - 井上園子 独唱会
    • 5月4日(金) - ハイドンクーテド(ベートヴン夜)
    • 5月5日(土) - 伊藤義雄 独奏会
    • 5月5日(土) - 式岡鶴代 独唱会
    • 5月11日(金) - 新交響楽団シーベルト祭
    • 6月24日(日) - 学習院輔仁会音楽部 ポッパー少年とニコルスカヤ嬢の演奏会
    • 10月20日(土) - 学習院創立五十周年記念演奏会
      • 参考文献: 『楽星』4(3),1928-03,p.29
      • 参考文献: 『楽星』4(5),1928-05,p.53